自然素材の豆知識 珪藻土とはその2
自然材料で注目されている珪藻土ですが、「孔が命」と前回お伝えしました。
微粒子の中の無数の孔(穴)が、天井や壁等に使ったときに、湿気を吐いたり、吸ったりするため、結露を防ぎ、ニオイも吸着してくれるのです。
リフォームする際にせっかく珪藻土を使っても、施工の方法によってこの大事な「孔」を潰してしまっては意味がありません。
珪藻土は単独で固まることができず、固結剤が必要になります。
メーカーの商品によっては固結剤に樹脂を使うことで大事な「孔」を潰してしまい、機能を損ねてしまっているものもあります。
リフォームする際に、単なる意匠として珪藻土を使うのならともかく、安全性や機能性を求めるのであれば、しっかりと成分を確かめて選ぶことが必要でしょう。
今まで壁を塗る場合の左官材はその土地で撮れた土や藁、その他の骨材を混ぜあわせ、左官職人が調合しながら作るものでした。
今ではクロスだけでなく、壁材として珪藻土左官材が商品になり、いろいろな原料と混ぜあわせた商品が販売されるようになりました。
それによって単純に珪藻土の値段を割り出すことは難しいことです。
そして珪藻土の機能を発揮させるためには正しい塗り方が必要になってきます。
基準の施行厚をしっかり守り、天井や壁のできるだけ広い面積に塗ることが必要です。
つまり、室内の体積あたりの材料量が重要だということになります。
リフォームする際の見積もりでは、しっかりその量を確認したほうがいいかもしれませんね。
珪藻土だけではなく、自然材料はなんでもできる「万能選手」と思われがちですが、塗れば安心、塗れば健康というものではありません。
リフォームする時には、適材、適所に、しっかり使っていきたいものです。
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