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リフォームの豆知識 窓について その7


 

昔はガラスと言えば、単板のガラスがほとんどでしたが、最近のリフォームでは、半数以上がペアガラスにされます。

 

ペアガラスとは

 

ペアガラスとは、複数枚のガラスに乾燥空気を閉じ込め、断熱性を高めたガラスのことで専門用語では「複層ガラス」と言います。

 

ガラスとガラスの間の空気層と呼ばれる隙間は6mmと12mmが一般的です。

 

中空気層の厚みによって断熱効果が異なります。

 

一般的なフロート板ガラスを使う他にもいろいろなガラスが使われます。

 

LOW-Eガラス

高断熱複層ガラスです。

 

室内側のガラスの中空気層に接する面に対して特殊金属を蒸着させた複層ガラスで、特に寒冷地に向いています。

 

Eは放射率の略でLOW-Eは低放射率という意味です。

 

金属膜が外へ熱が逃げてしまうのを防ぐので、寒冷地に向いているわけです。

 

トリプルガラス

トリプルガラスは「3重ガラス」ともいわれ、3枚のガラスの間に2つの空気層がある複層ガラスです。

 

ガラスが2枚で構成されているペアガラスよりも耐熱性が高くなります。

 

ウォームエッジ複層ガラス

ガラスの間の空気層を保持するいわゆる間の部分は普通アルミでできています。

 

その枠の部分にアルミよりも断熱性能の高い、樹脂などを使って作られたペアガラスのことです。

 

 

 

ガス入り複層ガラス

ガラスとガラスの間の空気層にアルゴン等の断熱性の高いガスを入れて作られたペアガラスです。

 

上記のように一言でペアガラスと言っても、複層のガラスには様々な種類があり、断熱効果が高いことから、寒冷地ではほとんどこれらのガラスが使われています。

 

 

 

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