リフォームの豆知識 造作収納 その1
リフォームを考えるときに収納計画を見直すことも重要です。
見せる収納と見せない収納のバランスを取りながら、間取りにおける配置やボリュームなどから機能とデザインを考えましょう。
「収納をどのようにとるか」というのはリフォームをする上でもとても重要です。
部屋を広く使いたければ、収納を効率よく考えないといけません。
収納は多いほどいいと考えてしまうのですが、生活環境にあった収納をしっかり用意すれば素晴らしい暮らしができます。
日本だけにとどまらず、海外の素晴らしい住まいを見てみると、見せる収納と見せない収納のバランスがとれているものが多いのです。
つまり収納の考え方が、間取りの考え方にそのまま反映されているということでもあります。
収納を考えることは生活習慣を考えることでもあります。
リフォームする際には、まずどのような生活をしたいのかを考え、持ち物をもう一度見直すことが収納の考え方の第一歩です。
まずは、収納したいものを分類し、1年に1回しか使わないもの、季節ごとに使うもの、毎日使うものというふうに分類することからはじめましょう。
その上で収納する場所を考えていきます。
また収納を「使わないものを置いておくスペース」と考えるのではなく、「飾りたい場所」と「隠したい場所」にわけることで機能的な収納スペースを作ることができます。
「飾りたい場所」としてはリビングが代表的な場所です。
リビングには訪れたお客様を楽しませ、会話が弾むようなディスプレイ棚を作り、コミュニケーションが生まれるような演出にすることができます。
お客様がよく来る家は美しくまとまっていることが多いと言われています。
せっかくリフォームするのであれば、隠す収納だけではなく、日頃から人に見られることを意識して、カフェやお店のような飾る収納も考えてみてはいかがでしょうか。
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