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リフォームの豆知識 造作収納 その4


リフォームの豆知識 造作収納 その4

リフォームをする上で造作収納を作るポイントを書いています。

今回は美しい造作収納を作るポイントについてです。

造作収納の基本は住まい、建物とどのような関係で作るかということです。

それは、部屋とのバランス、材料の選び方等がありますが、一番大事なのは「何を収納するのか」ということです。

何を収納するかによって、バランスが大きく変わってきます。

それは目的によって大きさや形、扉の有無、素材を決定させる必要があるからです。

例えば本を収納する場合は、重さに耐えられなければならないので厚みが決まってきます。

しかし、厚みはデザインに大きな影響を及ぼすので、見た目や部屋のバランスも考慮に入れなければなりません。
本のように重さはあるが、奥行きは必要がない場合は、棚板を後ろの壁面と一体化させることで、棚板を薄くすることも出来ます。

帆立、間仕切りの間隔を狭くすることで、リズムを作ったデザインの壁面収納などもリフォームで計画すると面白いですね。

このように、収納する目的が決まっている場合、部屋とのバランスを考慮しなければ、重苦しく感じることもあります。

また、厚みが少なすぎると本の重みで棚板が壊れてしまったり、収納できなくなってしまいます。

そういった、強度や構造に考慮する他、デザイン的な理由で厚みにこだわるデザイナーも多いです。

棚板を暑くして重厚な本棚にするのか、それとも棚板を薄くして、軽やかさを出すのかはデザイナーの腕の見せ所でもあります。

リフォームする際には、インテリア、家具の形が住まいの印象を大きく変えます。

自分らしい住まいにするために収納の形を考えるのもリフォームの第一歩になりますよ。

 

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