リフォームの豆知識 色を取り入れる その4
リフォームをする場合、フローリングの木や石のような自然素材も色としては重要な要素です。
例えば、木材の色は黄色から黄赤の色あいが多いですが、彩度の低い濃い色であったりペイントされたような白っぽいものもあります。
リフォームの際には、今ある家具やインテリアとあわせて木材の色も選べるようになってきました。
また、木などの自然素材の上に明るい染料を塗ることで白っぽくカジュアルな感じに使ったり、重みのある濃い色を塗ることで明度を抑えて落ち着いたアンティークな雰囲気に見せたりすることもできます。
このような方法をつかうことで、木目が浮き上がり、木材独特の暖かみが表現できます。
石の場合はさらに明度の範囲が広くなります。
ライムストーンのような明るいものや酸化鉄を含んだ赤土系のもの、デコボコした黒色の玄昌石などたくさんの種類があります。
さらに、磨き上げることで平にして鏡面仕上げにしたり、割ったままデコボコ感を残す割肌仕上げなど、表面の状況による光の反射も部屋のイメージを左右する要因になります。
これらの自然素材以外にも、ステンレスやコンクリート、アルミ、ガラス、銅や鉄なども素材として考えることでいろいろな色が表現できることになります。
このような自然素材を使うことでリフォームは無限の可能性がありますので、素材そのものの色や質感を大事にして上手くリフォーム計画をしたいものですね。
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