前回は一戸建てで窓をリフォームする際に、どのような材質があるか書いてきました。
まずは、日本住宅で見られる木製サッシ、そして現在では一番流通しているアルミサッシ、そして、特注でしか作れないステンレスサッシについて紹介しました。
その他の材質のサッシについても書きたいと思います。
樹脂サッシ、アルミ樹脂複合サッシ
樹脂サッシは、寒冷地向けに高耐候性硬質塩化ビニルで開発、製作されました。
複層ガラスと一緒に使われます。
熱伝導率が非常に低く、断熱性に優れているので、結露や腐食が起こりにくいという特徴があります。
しかし、アルミサッシよりは強度が低く、厚みを持たせて作られているので、複層ガラス入りのアルミサッシに比べてコストが2,3割高いのが欠点です。
また屋外側をアルミサッシ、室内側を熱が伝わりにくい樹脂の材質で作られたアルミ樹脂複合サッシというものがあります。
2つの素材で構成されているために、外部の色は外部の色に合わせ、内部はインテリアのデザインに合わせたるといったリフォームも可能です。
スチールサッシ
スチールの独特な重厚感が特徴で、?他の材質にはない魅力があります。
制作には強度を考慮して作る必要があります。
パイプ、板、棒などのさまざまな鋼材との組み合わせを検討しながら、鋼材を切断し、やすりをかけ、溶接し、塗装します。
既成品のレールや丁番、それにレバーハンドルにも合わせることができますが、すべて特注で作ることも可能です。
金物も全て自由に選べるのも特注品ならではです。
職人が作ることでオリジナルな味の良さが生きてきます。
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